住宅ローンの月々の支払額と現在の賃料を同額にする場合の住宅ローンの借入額の計算方法

なかじま商事

現在賃貸マンションにお住まいのお客様が中古マンションを購入したいとご来店されました。

マンション購入には住宅ローンを利用されるとのことで「いくら位なら借り入れできるのかしら?」とのご相談いただきました。

購入希望の物件が明確に決まっている方は別として、お客様のご年齢や勤務先・ご年収から住宅ローンの借入額を決める方法もよいですが、現在のお住まいの賃料から住宅ローンの借入額を決めてみるのはいかがでしょうか?

この方法のメリットは、新生活がはじまり、住宅ローンの支払いが開始しても生活費に大きな変化が無いので、無理のない新生活へ移行できます♪

Joshua_Willson / Pixabay

 

現在の月々賃料と同等額の毎月の住宅ローンの支払額の計算の方法

住宅ローン金利は様々ですが、

例えば『借入期間:30年 金利1.34%』(都市銀行の超長期固定型金利より)の条件で、

100万円を借りると月々3,374円のお支払いとなります。

この数字(月々3,374円)をもと考えます。

例えば、現在お住まいの賃料が80,000円とすると

80,000÷3,374=約23.71となります。

約23.71×100(万円)=約2,371万円となりますので、

約2300万円の住宅ローンを上記の条件で組むと現在の賃料とほぼ同額の毎月のお支払いになります。

マンション購入の場合、月々の支払いは住宅ローンのほかに

マンション購入の場合、毎月管理費と修繕積立金が掛かります。

(一戸建の場合、毎月の管理費等は掛かりませんが修繕は必要となりますのでご自身で積立することをお勧めします)

毎月の管理費・修繕積立金の合計を月々20,000として再計算すると

(80,000-20,000)÷3,374=約17.78となりますので、

約1,700万円の住宅ローンを組むと現在お住まいの賃料とほぼ同額の支払いになりますね。

この借入額だと今までの支払いと変わらずに新生活へと移行できますね。

また、「住宅購入するなら今までの賃料に10,000~20,000円位なら生活費等から回せます」というお客様も多いです。

その場合は、上記の式のカッコ内に増額できる金額を入れて再計算してみてください。

例えば、『+10,000円』ならば

(80,000-20,000+10,000)÷3,374=約20.74です。

お忘れなく、固定資産税

不動産を購入したら毎年固定資産税が掛かりますので、お忘れなく♪です。

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Posted by 中嶋