設備屋さんの賃貸物件オーナー様の「賃貸経営はどっちかだよね!」というお話。
いつも賃貸物件のエアコン交換や設備交換をお願いしている設備屋さんとお話しました。
この設備屋さん、ご自身でも賃貸アパートをいくつかお持ちの賃貸オーナーさんでもあります。
愛甲石田駅周辺はもちろんですが厚木市内や伊勢原市内、東海大学周辺の賃貸物件オーナー様から室内のリフォーム工事をお願いされることがおおいようです。
その中で「エアコン交換したほうがいいですよ」や「トイレのCFを張り替えたほうがいいですよ」等、色々とご提案するそうです。
「エアコンから音がする…」「CFが黒くなっている…」等、本当に交換した方がよいレベルの場合に賃貸物件オーナーに提案するそうです。
提案された賃貸物件オーナーさんの反応は、
「ウチは設備にお金を掛けられないから、『賃料』で勝負しているんだよ」とのコト。
賃料8万円の1Kでも賃料2万円の1Kでも広さが同じであれば、室内リフォーム費用はほとんど変わりません。
エアコン1台の値段やクロスの平米単価は都内でも地方でもほぼ同じですよね。
エアコン1台交換した場合、
賃料8万円であれば1ヶ月でエアコン代を回収できますが、賃料2万円の場合。。。
そう考えると設備にお金を掛けられないというものよ~くわかります。
上の写真は、この設備屋さんが所有する賃貸アパートのバルコニーから見た景色なのですが、今回設備屋さんが所有する賃貸アパートが一部屋空室となりました。
ご自身で室内リフォームを行う設備屋さんのオーナーさん。
何処までリフォームするのかと聞くと『ホボ全て!』とのコトでした。
クロスやCFの交換はモチロンのこと、『和室を洋室に変更』『居室照明をLED化』『キッチンをシステムキッチンに新規交換』『室内洗濯機置場を新規設置』『建具交換』『新規洗面台交換』『全室新規エアコン設置』等々ホボ全てです。
リフォームしないのは、浴室くらいです。
「どうしてここまでリフォームするのですか?」と聞いてみると
『リフォームするならキッチリとリフォームして気持ちよく長く住んでいただけるのが一番。周辺の賃貸物件と「低賃料」で差別化するのか「綺麗な室内」で差別化するのか、中途半端が一番よくないからどっちかだよね!』とのことでした。