団地リフォームのポイントは2つ!リフォームをお考えの方の参考になれば幸いです。
リフォーム会社がモデルルームとして使用していたお部屋。
今回、このモデルルームを賃貸物件として入居者様募集のお手伝いをさせていただくこととなりました。
リフォーム会社のモデルルームとして使用されていただけあって、団地のリフォームのポイントをおさえてありましたので、少々ご紹介させていただきます。
リフォーム会社の社長さんともお話をさせていただきました。
団地のリフォームをお考えの方のご参考になれば幸いです。
リフォーム会社の社長さんのお話
昭和45~50年頃の築年数が多い団地。人間ならばワタシと同級生か少し先輩という年齢です。
人間のワタシでも腰が痛いとか色々あります。
築年数が経過した団地も同じような症状です。
例えば、写真のリビングの床、まっすぐのように見えます。が、
チョット床が斜めになっています。
建物が傾いているわけではなく、あくまでも床の問題ですのでご安心ください。
床を水平に直すまでの費用が無い場合、キッチン設置の場合、キッチンの土台部分の高さを調製してキッチン部分を水平にあわせるそうです。
オーナーから『キッチンが斜めに設置されている!』といわれることもあるそうですが、若干斜めなのは床のほうでキッチンは水平なんです。
ココをご理解いただくことに時間が掛かるので、事前にご説明するそうです。
団地リフォームポイント『洗面所の扉』
下の写真を見て感じるものがあるアナタは『団地マニア』かもしれません。
団地の一般的な間取りは、玄関入ってすぐに洗面スペースがあります。
洗面スペースに扉があるお部屋ってなかなかみないと思います。
団地にお住まいの方の理想的な洗面スペースだと思います。
団地リフォームポイント『洗濯機問題』
団地生活で不便な点のひとつに『洗濯機問題』があると思います。
分譲当時の間取りは洗濯機を置くスペースはあるものの給水の蛇口や排水の排水口はありません。
また、チョットリフォームをして給水の蛇口はあるけど、排水口が無いこともあります。
団地の洗濯機の排水はお風呂場に洗濯機のホースを伸ばして、お風呂場に排水をするのです。
ここが大きな問題で、毎回ホースを風呂場まで伸ばすのがめんどくさいというのもありますが、お風呂場に伸ばしていたホースが外れてしまい、洗面所スペースが水浸し…階下のお部屋まで漏水ということが非常に多いです。
ですので、『洗濯機置場の位置』が大きなポイントになります。
このお部屋の場合、下駄箱を半分洗濯機置場にリフォームしてあります。
排水はお風呂場に繋がっています。
この洗濯機置場は床が上がっているので、水の逆流等の心配はありません。
団地を貸したい・売却したい場合のリフォーム相談
団地の貸す場合や売却する場合に『室内リフォームする必要ありますか?』とよく聞かれます。
売却の場合は、リフォームに費用を掛けるのであれば、その分物件価格を低くするという方法もあります。
賃貸の場合は、ある程度のリフォームは必要です。
何処までリフォームする必要があるのかは、是非ご相談ください。
賃貸物件となったリフォーム会社さんのモデルルームの物件詳細