洗濯機置場について考える|団地の洗濯機置場をリフォームする場合のポイントのお話です。
団地の洗濯機置場をリフォームする場合のポイントをご紹介します。
分譲当時の団地には「洗濯機置場」がホボありません…。
正確には「洗濯機を置くスペースはあるけど、給排水管が配置されていません」
初めて団地を見た方から
「洗濯機は… どこに… 置くのですか?」というご質問をいただき、
『洗濯機はココにおいてください』と回答すると
「え~ 給排水はどのように…するのですか?」と更にご質問いただくことが多いです。
下の写真の場合、洗面台の隣が「洗濯機を置くスペース」です。給排水管はありません。
給排水管がないので、洗濯機に水をためる場合は「お風呂の蛇口から水をとります。」
排水する場合は「洗濯機の排水ホースをお風呂の洗い場まで伸ばし、排水します。」
お洗濯する際に毎回「給水の際は蛇口を接続し、排水の際は排水ホースを浴室まで伸ばす」
この作業、なかなか面倒です…
更に「漏水事故の原因の一つ」にもなっています!!
排水の際、浴室まで伸ばしていたはずの排水ホースが、
なぜか洗面所内で排水を始めてしまい…
大漏水!! 団地あるあるの一つかもしれません。
面倒であり、漏水事故を起こしやすい洗濯機置場問題を解決するべく、
洗濯機置場をリフォームする方が多いです。
団地の洗濯機置場リフォーム方法
洗濯機リフォームのポイントは、どこからどうやって給排水管と繋ぐか!です。
北側の壁に洗面台が設置されている間取り
上写真のように北側の壁に洗面台が設置されている間取りの場合は、洗面台の場所に洗濯機置場を造作してしまいます。
今回のリフォームは、給水をトイレ側から排水は床下で排水管と繋いでいます。
因みに洗面台は、トイレの隣に移動しています。
上の写真2枚は、お部屋は異なりますが、同じ団地です。
洗面台と洗濯機置場が並んでいる間取り
分譲当時「洗濯機はココに置いてくださいねぇ~(仮)」と予定されていたであろう場所が、ココ(上の写真)場合は、下の写真のように予定されていた通りに洗面台の横に洗濯機置場を造作することもできます。
が、この場合、排水が逆流しないように排水管との高さ調整が必要になり、洗濯機置場を高く設置しないといけません。 洗濯機の排水部分のほうが下の位置なると逆流する可能性あります…
そこで最近よく見る洗濯機置場の設置場所が下の写真です。
これは東高森団地(伊勢原市高森)の事例ですが、
東高森団地の大きな下駄箱を半分洗濯機置場にしてしまう♪という方法です。
分かりやすい写真を探したので、「洗濯機まるみえじゃぁ~ん!」とおもわれてしまうかと思いますが、下の写真のように浴室と並べて洗濯機置場を造作することも可能です。
下の写真も上と同じ東高森団地です。
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リノベーションする前の団地室内動画
リノベーション完成した団地室内動画