空き家や空室の管理方法3つのポイント
お客様よりご相談をいただきました。
ご相談内容は「相続で取得した実家ですが、誰も住むひとがおらず空き家状態。思い出の詰まった実家なので、まだ売却も賃貸で貸すことも考えられない。でも管理を行わないと建物の老朽の進行が早まってしまう!ので空き家の管理を行いたい」というものでした。
思い出の詰まった実家の活用って、なかなか難しいものです。
でも、そのままにしておくと建物の老朽化が非常に早くなってしまいます。
では空き家や空室の管理はどのようなことを行っていけばよいのでしょうか?
空き家や空室の管理方法について
庭の草木の剪定等
一戸建ての場合、お庭のお掃除が必要になります。
庭の草木が伸びっぱなしになっていると庭に不法投棄されることがあります。
不法投棄したモノが草木で隠れてしまいますからね。
あと、軒下等に蜂の巣が作られていないか!ということも見るポイントになります。
何度も蜂の巣を作られて、そのたびに蜂の巣駆除業者を呼んで費用ばかりかかってしまう…なんてこと実際にありました。
室内の管理方法は、大きく分けて2つ
まずは、窓を開けて換気・通風が必要です。
ニオイや湿気がこもるとカビ繁殖の原因にもなります。
次にキッチン・洗面台・お風呂等の水道から水を出し、排水口のトラップに水を溜めることが必要になります。
排水口のトラップに水がないと、下水のニオイや小さい虫たちが下水から上がってきてしまいます。
夏場は特にトラップ内の水が乾きやすいので、注意が必要です。
『庭を綺麗に維持すること』『室内の空気の入れ替えを行うこと』『給排水管内の水の流れを行うこと』の3つがポイントです。
管理対象の不動産(空き家・空室)がお住まいの近所であればご自身での管理も可能ですが、空き家や空室が遠方の場合、なかなかこまめに管理作業を行うとことは難しいと思います。
ご自身で空き家や空室の管理作業を行うことが出来ない方のために当事務所では
【空き家・空室管理サービス】を行っています。
空き家・空室管理サービスとは
当事務所で行う『空き家・空室管理サービス』とは、相続等で取得した空き家や空室の管理だけでなく、転勤や介護のため、一定期間だけ空き家や空室になってしまう場合の管理も行っております。
管理内容は、お客様のご要望に合わせて行いますので、『月○回室内の通風と通水希望』『郵便物の転送希望』等お客様のご希望を教えてください。
空き家のまま放置していたけど、売却することにした理由
相続で実家を取得したけれど、思い出の詰まった実家なので空き家のまま放置していたけど、管理が大変で売却したらご近所さんが喜んでくれたお話です。