中古マンションと団地のリフォームのポイント4点と事例「フローリング・キッチン・浴室・団地リフォーム」
売却物件や賃貸物件の中でリフォーム済みのマンションの情報がいくつか出ていましたので、リフォーム内容を見て回ってきました。
リフォーム済みの中古マンションの場合、売主が不動産業者ということが多く、オシャレなリフォームを行っている物件が多いです。
そのため、オープンハウスを行ったりすると、同じマンション居住者さんがリフォームを見に来場されることがよくあります。
キッチンや浴槽等の水周りのリフォームの見学に来られる方が多いですね。
ワタシもリフォームのポイントの勉強とお客様へのご提案のためにリフォーム済みのマンションをよく見学させていただいています。
中古マンションのリフォームポイント
中古マンションは間取り変更が容易にできないので、フローリングや水回りの設備のリフォームで差が出てきますね。
オールリフォーム済マンションを見ても、同じ間取りでもリフォーム方法や内容に結構差があります。 上手なリフォームは、売却価格に「+α」することができるだけでなく、「早期売却」への第一歩にもあります。
マンションのフローリングの張替えリフォーム
マンションのフローリングの張替えリフォームを行う場合の注意点は『遮音等級』ですね。
マンションは集合住宅ですので、下の階にお住まいの方へどのくらい床の衝撃音が聞こえるかを基準として『L等級』が設定されています。
フローリングリフォームを行う際はマンションの管理規約や管理会社に事前に確認してください。
「L-40等級指定」等の規約になっているかと思います。
また分譲当時各居室から絨毯敷きのマンションの場合、「フローリングへの張替えは禁止」という管理規約のマンションもありますので、あわせて御確認ください。
キッチンのリフォーム
「男子厨房に入らず」なんて言葉もありますが、最近はお料理好きな男性も増えていますのでキッチン男子も増えていますね。
それでもキッチンのリフォームをする際の主導権は奥様主導というご家庭が多いです。(個人の感想)
キッチンリフォームを行う際にガスコンロのシステムキッチンからIHクッキングヒーターのシステムキッチンへ変更されるお客様も増えてきていますね。
浴槽のリフォーム
お風呂は一日の疲れを流したり、癒しのスペースだったりするので、私がリフォームする際は悩むであろうリフォームポイントです。
最近は、ユニットバスでも色々なモノがありますね。壁のパネルもカラフルで色々と選べます。
浴室の床が水はけの良い仕様になっていたり、浴槽は保温機能付浴槽があったり、シャワーもシャワーヘッドが大きいものへと変えたいなぁとか。
マンションによっては今使用しているユニットバスよりサイズアップして一回り大きなユニットバスが入った!なんてコトもあります。
団地リフォームのポイント
団地のリフォームもいろいろと見学して勉強させていただいています。
分譲当時3DK(DK6帖+和室6帖×2+和室6帖or4.5帖)が一般的な団地の間取りを2LDKへの間取り変更が一般的ですね。
団地リフォームの最大のポイントは「脱衣所リフォーム」かと思います。
この浴室やトイレの水周りスペースへ行く前の扉。このリフォームがポイントかなり高いです。
また室内洗濯機置場はあっても給水や排水の設備が整っていない団地の場合、洗濯機置場の新設もポイントです。
リフォームも一緒に考えさせてください
リフォームが必要な中古マンションをご案内させていただいた際は、室内リフォームも一緒に考えさせてください。