賃貸物件室内でトラブル発生!!したら確認してください!入居時に加入した家財保険の補償内容
賃貸物件を借りる際に加入する家財保険。
多くの賃貸入居者さんが家財保険に加入はしたけれど何のトラブルもなく2年間が過ぎ、家財保険の更新という方が多いかと思います。
火災や盗難などの事故によって家財に損害が生じた場合だけでなく、
「エッ!そんなことも家財保険で対応できるの!」
となる保険内容になっている場合があります。
賃貸物件にお住まいの入居者さんは、一度加入している家財保険の補償内容を確認してみてください。
保険の補償内容は、保険会社により異なりますので各自御確認ください。
家財保険で一番事故が多い洗濯機の漏水事故
毎月多いのが洗濯機の漏水事故です。
洗濯する際に毎回洗濯機の蛇口を閉めるという方って少ないと思います。そのため、蛇口と洗濯機の給水ホースのジョイント部分が外れてしまい、漏水。外出中だったため階下の複数のお部屋に水が流れ続けてしまった。
という漏水事故の件数が多く、また毎月保険金支払い額のトップとのコトです。
網入り窓ガラスにヒビが入ったというケース
保険金支払額はさほど多くはないものの、件数が非常に多いのが「網入り窓ガラスにヒビが入った」というケースです。
急激な温度差や室内と室外の温度差により網入り窓ガラスの網とガラスの膨張率の違いからガラス部分にヒビが入ることがあります。
寒くなったり、暑くなったりしてエアコンが大活躍する時期に起こりやすい事故です。
この網入り窓ガラスにヒビが張った場合の補償は、保険会社によって異なりますので是非確認してください。
自転車に乗っていて怪我を負わせてしまったというケース
自転車保険加入を義務化する都道府県が増えてきています。ちなみに一番初めに義務化したのは兵庫県です。
神奈川県も自転車損害賠償責任保険等の加入の義務化されています。
自転車保険の義務化の背景には、自転車事故によって高額な賠償金が命じられる判決が増えてきたことにあります。
加害者が子供でも自動車と同様の高額な賠償金を請求されるケースがあります。
この場合も偶然な事故により他人に怪我をさせたり、財物を破損し法律上の賠償責任を負う場合は、補償の対象となります。
賃貸物件の家財保険の対象外となる場合
雨漏りでTVやパソコンが故障してしまった
「雨漏り」を原因とする事故は賃貸物件の家財保険の対象外となります。
雨漏りの場合は、賃貸物件オーナーの責任となりますので、貸主や管理会社に連絡してください。
水道管の老朽化によって、階下に漏水してしまった場合
水道管の老朽化による漏水の場合も賃貸物件の家財保険の対象外となります。
この場合も賃貸物件オーナーの責任と鳴りますので、貸主や管理会社に連絡してください。